改善事例集:工具・生産進捗・成果の見える化!

改善事例集:工具・生産進捗・成果の見える化!

現場改善を進めると、必ず悩みが生じます。

現場改善の「改善事例」を集めました。改善に悩んだ時、解決のきっかけにしてください。

1.工具の使用中が、ひと目でわかる

工具の使用中がひと目でわかる良い事例です。

共用工具を取った人が、必ず「使用中」の札を下げます。

※「使用中」の札を、使うメンバーの名前にすると、誰が使っているかわかります。使用札は、工具の横にぶら下げます。

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2.生産進捗の見える化

「生産予定数」「実績」と「差」が、ひと目で見えます。

実績は完成毎に加算し、ライン投入位置に設置すると効果大です。

※市販品もありますが高価なので、使っていない表示器とPC(シーケンサ)などで製作すると、安上がりです。

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3.成果の見える化

現場改善の成果が、ひと目で見えます。

この例では、毎月の提案件数をグラフ化しました。

※棒グラフは「ロールふせん」を、切って貼り付けました。「ロールふせん」は、100円ショップで手に入ります。

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出典:『あなた一人で手抜きでできる 楽々改善・改善事例集』楽々改善舎


現場改善コーチ。楽々改善舎代表 ◎1958年大阪府生まれ。同志社大学工学部電子工学科卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック)に入社。34年の勤務の後、2015年に定年退職。◎前半17年間は、生産技術として社内用生産設備の制御・計測機器の設計を担当。後半17年間は、社内の生産工場の生産革新・生産性向上プロジェクトの支援を担当。現場改善を推進する。同時に、IE(インダストリアルエンジニアリング)トレーナーとして現場メンバーにIE改善の訓練を行う。社内のIEトレーナー養成研修を担当し、IEトレーナーを育成。社内のIE認定部会の副主査を10年間担当。◎1995年、衛生工学衛生管理者試験合格。2011年、技術士(経営工学)ニ次試験合格。2015年、栃木県足利市の5Sインストラクター研修修了。◎2015年、楽々改善を提唱し、「楽々改善舎」を大阪にて発足。楽々改善のサポート、5S改善を推進できる人材の育成、Webによる現場改善の情報発信、電子出版をノマドワークで推進している。◎楽々改善 http://r2k.link/raku.html