改善には金がない方がいい|元トヨタマンの目
「改善はしたいが、金がかかって困る」
あるクライアントから突きつけられた。
「知恵」と「金」は天秤の関係にある。
「知恵」のない人は「金」を沢山使わなければならない。
「知恵」の沢山ある人は、「金」は少し使えばよい。
「金」はあまり使わなくて「知恵」を沢山使った改善案こそが優秀な改善案なのだ。
考えに考え抜いて「知恵」を出し尽くして、それから「金」をかけるのだ。
「金」=「設備投資」であり、一度設備投資してしまったら設備が固定化してしまって後戻しができない。
結局、改善屋はビンボウでいつもヒーヒー言っているのが一番いいのだ。