建国記念日で縫製工場はおやすみでした。

建国記念日で縫製工場はおやすみでした。

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12月2日は、ラオスに建国記念日です。

この日は、日曜日だったため、12月3日が振替休日になりました。

この12月2日は、1975年に王政が倒れ、社会主義のラオス人民民主主義共和国が成立した日です。

今から、43年前のことです。

なので、比較的新しい国ということになります。

また、政府高官の中には、現在のラオス人民民主共和国の成立のために、戦った人々がまだまだ残っています。

そういう意味で、日本の建国記念日とは違ったような雰囲気を感じます。

政府機関で海外の大使館などで、建国記念の会議やパーティが開かれるだけでなく、いろいろなところに民間企業も、「建国43年おめでとう、万歳」のような垂れ幕がかけたります。

また、企業の中にもフェイスブック(公式?のページを持っている企業がたくさんあります)に、「建国43年おめでとう」のようなメッセージを載せる企業がたくさんあります。

ラオスでは建国記念日はとても大切にされている休日です。

12月3日が振替休日になることは、ほとんどの人が分かっていたことでしたが、政府からは、この2週間くらい前に正式に、12月3日を12月2日の建国記念日の振替休日にするように通達がありました。

もうすでにいろいろな企業から配布されるカレンダーでは、12月3日は振替休日になっていましたので、あくまでも確認のようですが、こんな部分もラオスらしさだったりします。

ところで、5年おきに行われる建国記念日のイベントは、特に国の一大行事です。

3年前の2015年の建国45年のときには、朝にはタートルアン寺の周りで各学校、各政府機関からそれぞれ人が出てパレードが行われ、夕方からはスタジアムで建国記念行事が行われ、さらにその後タートルアン寺の周りで花火が行われていました。

このときは、大勢の人々が、パレードやスタジアムでのイベントを見に行ったりしていました。

※本記事は、2018年12月10日に公開されたものです。

 

出典:建国記念日で縫製工場はおやすみでした。


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。