工場新設・増設情報 2月第4週 ヤマシンフィルタ、日産、川崎重工業など
【国内】
▼ヤマシンフィルタ
新研究開発拠点の建設用地として、神奈川県横須賀市に土地を取得した。
同社が独自開発に成功した「合成高分子系ナノファイバー」の事業化に向け、研究開発の促進と製品ラインアップの拡充強化を図るとともに、現在横浜・横須賀・佐賀に分散している研究開発拠点の集約を図り、研究開発体制の合理化・効率化を図ることが目的。
土地面積は約3万5200平方メートル、取得価格は15億8700万円(付随費用含む)。
▼クラレ
高機能不織布の需要拡大に対応するため、不織布および不織布製品の製造・販売会社であるクラレクラフレックスの岡山工場(岡山市)に、メルトブローン不織布の生産設備を増設する。
メルトブローン不織布は極細繊維で構成されており、マスク用をはじめ各種フィルターなどに使用されおり、近年、同社独自のメルトブローン不織布や、それらを使用した複合シートの需要拡大が続いていることから、現在の生産能力、年間900トンから増設により2700トンへ拡大を目指す。
稼働時期は2020年後半を予定。
【海外】
▼日産自動車とハスナウイ・グループ
両社は、共同出資によるジョイント・ベンチャーを設立し、アルジェリアに自動車工場を設立する。新工場は将来、乗用車と小型商用車で年間6万3500台の生産能力を有する予定。
アルジェリアは、2021年までにアフリカ第2位の規模を持つ市場になるとみられ、同国政府は現地サプライヤの基盤を拡大しつつ、最終的には年産50万台まで生産を拡大することを目標としている。
アルジェリアの新工場により、アフリカ地域での日産の潜在的生産能力は、南アフリカ、エジプト、ナイジェリアの既存工場を含めて総計約20万台にまで拡大する予定としている。
▼川崎重工業
インドにおける建設機械用油圧機器の製造・販売・サービス拠点であるウィプロ カワサキ プレシジョン マシナリーの新工場(インド カルナタカ州ベンガルール市)が完成した。
インド市場での油圧ショベルの需要拡大により、現地の建設機械メーカーからの油圧機器需要と新規開拓を目的に、既存工場と同じベンガルール市内に建設。新工場は、総生産能力を2018年度比で2倍の年間4万台に増強する。
敷地面積は1万2500平方メートル、生産開始は2019年4月。
▲新工場の外観