岩手3S定例会〈機械工具屋さんの3S活動奮闘記〉
(株)鬼柳の葛西です。
昨日は、3S定例会で(株)市川製作所様での開催でした。
3月以来のウォッチングでしたが、前回よりも更に改善が進んでいて、ビックリするくらい工場も事務所も変わっていましたね。
まず最初にビックリしたのは、工場へ入ってスグの所に3S掲示板が設置されていて、今までの活動した取り組み内容が掲示されていました。
せっかく素晴らしい活動をされているのであれば、外部の方が来た時に取り組みを見てもらったほうがいいでしょうし、見てもらえれば社員さんのモチベーションアップにも繋がるのではないかと思います。
次にビックリしたのは、加工に使われる生爪という部品にも管理番号が付いていて、番地管理がなされていた所ですね。
シールとか荷札ではなく、マグネット式になっているあたりは、金属加工をされている会社ならではのアイディアだなぁと感心しました。
マイクロメーター等の計測器類は、しっかりと形跡管理がされているあたりなどは、またまたビックリしたところです。
形跡管理だけではなく、防錆剤(乾燥剤?)を入れて錆対策の配慮をしているあたりは「効率」と「品質」を両立させようという意図があるんだろうなぁと感心させられました。
ここは真似したいなぁと思える改善が随所に見受けられ大変参考になりましたし確実に一歩一歩前進しているんだなぁと感じるウォッチングでした。
それにしても毎回伺った時に感じるのですが、変化するスピードの早さにも驚きますし、社員さん達の「カイゼンパワー」には圧倒されますね。
当社も負けないよう更に「カイゼン」を進めなければと思える定例会でした。