富士通コンポーネント、タッチパネル付LCDモジュール製品化
富士通コンポーネント (本社:東京都品川区、社長:石坂宏一) は、抵抗膜方式軽荷重入力タッチパネルに標準的LCDモジュールを貼り合わせたタッチパネル付LCDモジュールを製品化した。
近年、直感的な入力操作が行えるタッチパネルを採用した機器の需要が産業機器市場でも増加してきている。産業機器業界では、通常、タッチパネルとLCDモジュールの貼り合わせは、装置メーカーがご自身で実施されているが、貼り合わせには、クリーンルームまたはそれに準じる設備が必要であり、かつ貼り合わせ工程もデリケートな調整が必要となりお客様での費用・工数増加の要因となっている。
富士通コンポーネントは、自社抵抗膜タッチパネルと標準的なLCDモジュールを貼り合わせたタッチパネル応用製品で、このようなユーザーの課題を解決。
今般、標準品として、タッチパネルとLCDモジュールを貼り合わせた「基本タイプ」と、必要インターフェース回路基板を内蔵し金属ケースに収めることでユーザーの実装工数をさらに削減可能な「金属ケースタイプ」を製品化し、それぞれ画面サイズ12.1、12.1ワイド、15、17、19インチをラインナップ。タッチパネルは、確実な入力と耐ノイズ性に優れ、静電容量方式のような軽快な操作で高い評価を得ている自社抵抗膜方式軽荷重入力タッチパネルを使用した。
また、カスタム対応として、デザイン性を向上させたフラッシュサーフェス構造タッチパネル、独自アルゴリズムを使用した2点押し対応パネル、画面サイズ12インチ以下の中、小形パネル等ユーザーの要望に合わせたタッチパネルを提供、さらに充実したデバイスドライバサポートにより、ユーザーのニーズに応え、迅速な製品化に貢献していく。
【注文受付開始時期】 2016年9月予定
【販売価格】 オープン価格
出典:富士通コンポーネント、タッチパネル付LCDモジュール製品化