大学生たちが縫製工場を訪問してくれました!|ラオス縫製工場の日常
※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。
先日、大学生たちが、大学生国際協力フィールドスタディプログラムというJICAのプログラムの一環でCBC Laoを訪問してくださりました。
JICAのHPによりますと、大学生国際協力フィールドスタディプログラムとは、「大学生が途上国の国際協力の現場でフィールド調査演習を行うことを通して、国際協力への第一歩を踏み出すきっかけを得ることやグローバルな視点と問題発見・解決能力を身につけることを支援」するプログラムのようです。
縫製工場見学は国際協力とは直接関わりはありませんが、ラオスの人々の労働という日常の一面を知るのにはとても良いように感じます。
社長からは、学生の皆さんに話がありました。
社長からは、45歳で大手プラント会社を脱サラして起業したときから現在のいたるまでの話を中心に、ラオスの社会や文化、ラオス人の気質、ラオスにおけるビジネスのあり方などを話したそうです。
大学生たちには、これからの人生で必ず問題が起こること、それの問題に耐えて、前向きな気持をもって立ち向かっていくことの大切さを自らの経験を通して伝えていきたったそうです。
また、学生さんからも、ラオスでビジネスを行なうにあたって大切なことを質問され、それに対して、ラオスは600万人強という人口から、価格の安いものを大量に作るのではなく、小規模ないかに付加価値のあるものを作っていけるかが重要ではないかと答えたそうです。
まさに、CBC Laoの縫製業のあり方ですね (CBC Laoは、小ロット・多品種の縫製が得意です!)。
私は、学生さんたちに、縫製の過程に沿って、工場案内をさせていただきました。
最初は、裁断場からです。パターンのこと、検反のこと、延反のことを説明させていただきました。
次に、縫製場を案内し、アイロンのこと、ミシンのことなどを説明させていただきました。
今回、縫製工場見学にこらえた学生さんたちは、服飾を専門に勉強しているわけではありません。
しかし学生さんたちは全員、国際協力を通じて何か途上国のために何かをしたいと考えている方々であるので、縫製工場で働くごく普通のラオス人が働いているところを見て、ラオスのこと等に何か感じること、あるいは学べたことがあるのでは考えております。
やはり観光地をまわってみることのできる風景と、普通のラオス人が働いているところの風景は大きく違いますよね。
参考URL:『JICA大学生国際協力フィールドスタディプログラム』
https://www.jica.go.jp/partner/college/field_study.html