外骨格ロボットでピアニストの技能向上 ソニーCSLが高精度手指トレ訓練を開発
この記事の内容をまとめると…
- ピアニストが外骨格ロボットを用いたトレーニングで技能向上の兆し
- 自力では不可能な複雑で高速な手指動作を体験し、従来の限界を広げる可能性
ソニーコンピュータサイエンス研究所は、ピアニストの複雑で高速な手指の動きを向上させるトレーニング法を発見したと発表した。
ピアニストの技能向上手法の詳細
研究チームは、5本の指を独立かつ高速度に動かせる外骨格ロボットを用いて、自力では不可能な複雑で高速な手指の動きを体験できるトレーニングを開発した。このロボットを装着して行ったトレーニングにより、従来の練習で頭打ちになっていた技能の向上が確認された。また、この技能の向上は、トレーニングを行っていない反対の手指にも見られた。