変化の時代にすること

変化の時代にすること

大方の予想に反してトランプさんがアメリカの大統領選挙で次期大統領に選出されました。

その少し前にはやはり大方の予想に反してイギリスが国民投票でEU離脱を決定しました。

先進国代表のような米英において “大方の予想に反して” といったことが連続して起きたということは、これからの世の中は大方の予想に反することが普通に起きるのではないかと考えてもおかしくないのではないでしょうか。

 

すなわちこれからは今まで以上に何が起きるかわからない時代になると覚悟する必要があります。

しかし何が起きるかわからないのであれば、何をどう準備をすればいいのでしょうか?

そのことに関して私は極めて明確な答えを持っています。

 

それは何が起きても大丈夫な実力を付けておくことです。

具体的には会社のすべての人が毎月改善を実行する習慣があるといった、変化に対して全員が自ら動くことに慣れている状態を作ることです。

大きな変化や問題が起きたらすぐにみんなが集まって対策を考え実行する。

 

更に大きな問題が起きたらコンサルタントや近くの大学の先生や場合によってはお客様といろいろな人が集まって対策を考え実行するといったように、どんな変化や問題に対しても自ら考え改善を実行する力を持つことです。

何の準備もしないでいていざとなったら何とかなるということは絶対にありません。

普段からコツコツと変化に対応する練習を改善の実行を通じて行いましょう!

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◎現場改善No.1コンサルタント。大手自動車メーカーにて、一貫して生産効率改善(IE)を担当し、その改善手腕を見込まれて、社命にてスタンフォード大学大学院に留学。帰国後、若くしてIE責任者として、全国の主力工場を指導、抜群の成績をあげる。 ◎現在、 柿内幸夫技術士事務所の所長 として、自動車、家電、食品、IT関連メーカーなどを指導。「現場で、全社員が一緒に改善する実勢指導」という独自のノウハウで、社長・工場長はもとより、現場の人たちから絶大な信頼をよせられる。中小企業のドロ臭さと、最新鋭の工場ラインの双方を熟知した手腕に、国内だけでなく欧米、中国、アジアの工場の指導に東奔西走する毎日である。 ◎1951年東京生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、スタンフォード大学修士課程修了、慶応大学にて工学博士号取得。 ◎著書「最強のモノづくり」(御沓佳美 共著)「“KZ法”工場改善」「儲かるメーカー 改善の急所〈101項〉」、「5Sでつくる高収益工場ビデオ」「図解でわかる生産の実務 現場改善」「現場改善入門」「現場の問題解決マニュアル」他多数。平成16年日本経営工学会経営システム賞受賞。工学博士、技術士(経営工学)。