品質川柳優秀作品にツッコんでみた エンピツを 舐めておけよと 指導され

品質川柳優秀作品にツッコんでみた エンピツを 舐めておけよと 指導され

エンピツを 舐めておけよと 指導され (裏技能伝承)

※2016年度の品質月間の品質川柳の優秀作品。応募4241句のなかから選ばれた5つの優秀作品のうちの一つです。

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「エンピツを舐める」
昭和の香りがする表現ですね。私はこういう感じ大好きですが、平成生まれのスマホ世代、デジタルネイティブと言われる若手技術者は、一瞬この意味が分からなくてポカーンとしてしまうんじゃないかと心配になります。

技術継承は、教わる側のことを理解するという教える側の配慮が大事です。分かりやすく伝わりやすい表現を使ってあげてくださいね。

※品質川柳とは。。。
日本科学技術連盟と日本規格協会、日本商工会議所の主催で毎年行われている品質月間の目玉企画として行われています。2016年度は4241句もの応募があったそうです。

参考:日本品質月間2016 品質川柳


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。