効率的に社員のやる気を引き出す方法をご存じですか?

効率的に社員のやる気を引き出す方法をご存じですか?

「最近、社員のやる気がない」とお悩みではないですか?
本記事は、そんなお悩みを持つ中小製造業経営者様に対して、効率的に社員のやる気を引き出す方法をご紹介いたします。

目次

1.ハーズバーグの二要因理論
2.効率的に社員のやる気を引き出す方法
3.まとめ

1.ハーズバーグの二要因理論

モチベーション理論で有名なハーズバーグ氏の研究によると、モチベーションに影響する要因は2つあることが分かっています。
①動機付け要因:昇進、達成といった承認欲求に関わる要因
②衛生要因:給料や労働条件など、仕事の不満足に関わる要因

つまり、社員のやる気を引き出すためには、昇進・達成といった動機付け要因を増やすだけではなく、社員の不満足につながる衛生要因を減らす努力も重要です。
また同氏の研究では、下記の通り、それぞれの要因の中でモチベーションへの影響度が大きいものが分かっています。

■動機付け要因TOP6※ランキング上位ほど、モチベーションを向上させる
1位:達成(目標を乗り越える)
2位:承認(認められると嬉しい)
3位:仕事(仕事そのものが楽しい)
4位:責任(仕事を任せられると嬉しい)
5位:昇進(肩書がつくと嬉しい)
6位:成長(自分の仕事で成長を感じる)

■衛生要因TOP6※ランキング上位ほど、モチベーションを低下させる
1位:会社の方針と管理
2位:監督者&上司の態度
3位:上司または監督者との関係
4位:労働条件
5位:給料
6位:同僚との関係
※出展:「FrederickHerzberg(2003)OneMoreTime:Howdoyoumotivateemployees?」

これらのランキングを見てみると、例えば「給料」は衛生要因の5位と低く、動機付け要因の上位には入ってすらいません。つまり、給料があまりに低いとモチベーションは下がりますが、上がってもそれほどモチベーションには影響しないことが分かります。
それよりも、自分の仕事が認められること(動機付け要因2位:承認)や目標を達成すること(動機付け要因1位:達成感)などがモチベーションに大きく関わってきます
一方、会社の方針が定まっておらず、社員の管理ができていない(衛生要因1位)。つまり、そもそも会社が具体的な数値目標を設定できていない場合は、当然社員も具体的な目標設定をすることができません。そんな状態では、達成度の管理もできないため、社員のモチベーションは急激に低下してしまいます。

2.効率的に社員のやる気を引き出す方法

ではどうすればよいのでしょうか?
例えば、弊社のTECHSを用いれば、リアルタイムに予実管理ができますので、会社の数値目標を立てた上で、社員ごとの目標に落とし込み、実績を収集することで社員の達成度を公平に評価することが可能です。
そうすることで、衛生要因の「1位:会社の方針と管理」、動機付け要因の「1位:達成」、「2位:承認」を満たすことができますので、社員のやる気を効率的に引き出すことが可能となります。

3.まとめ

本記事をまとめると、
✓社員のやる気を引き出すためには、「動機付け要因」、「衛生要因」両方に対処する必要がある
✓具体的な目標設定、達成度管理をすることで、社員のやる気を引き出すことができる

この機会に、弊社の「TECHS」を用いて社員のやる気を引き出したいとお考えでしたら、まずは以下より資料請求をお願いいたします。

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氏名:井上 創(イノウエ ツクル)
所属:(株)テクノア TECHS事業部 ソリューションサービス部

大手鉄鋼メーカーでの生産技術エンジニアを経て、経営コンサルタントとして多くの企業様の経営改善を行ってきました。
エンジニア時代に、仕入先であった中小製造業様が日々経営に悩まれている姿を目の当たりにし、「将来少しでもお手伝いきれば」と考え、中小企業診断士の勉強を始めました。
エンジニアとしての「現場改善」、コンサルタントとしての「経営改善」の経験を活かして、お客様の経営課題の解決を支援いたします。

■テクノア

株式会社テクノアは、出荷本数4000社を超える国内トップシェアの中小企業向け生産管理システム『TECHSシリーズ』を開発・販売しているソフトウェア開発企業です。「外洋帆船経営」を標榜し、情報技術【IT文明】の進歩を先取して『人々がより人間らしい、ゆとりと生きがいがある生活』を実現するため、独創的なソフトウェアと付帯サービス【ソフト文化】の開発と提供を通じて社会貢献します。