全員で行う改善をベースとした新しい経営のアプローチ【10】
※本記事は、2019年3月13日に公開されたものです。
少しずつ春めいてきています。嬉しいです。
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先回から話し始めたKZ法ですが、KZ法による現場改善に他部署から参加すると、そこでの改善結果をそこでのみの改善ととらえるのではなく、その改善の本質をつかんで自分の部署においてもその改善が適用できるに気付くことができる。それは部門や役職を超えた議論から生まれる考え方であり、物事の抽象概念化能力といえ、指示を受けなくても自発的に会社全体で改善が進むようになる。
私はこのやり方を「経営を変える5S」と位置付け、指導先では改善活動を始める時はまず最初に行い、全体最適の意味の理解や、全体最適の改善の展開を行っている。
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Question:他部署の人たちと一緒の仕事をする機会ってありますか?