先週はオークパンサーとボートレースがありました。
※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。
先週、縫製工場のあるラオスは、オークパンサーと呼ばれる仏教の日でした。
オークパンサーは、安居明けのことを言い、お坊さんが厳しい修行を終える日です。
この日は国が定める国民の祝日という訳ではありませんが、ほぼすべての企業や学校がお休みになります。
もちろんCBC Laoもこの日もお休みです。
安居期間中は、結婚式などの行事が控えられたり、お酒を飲むのを控える人がいたりと、節操な生活をするイメージです。
そして、このオークパンサーを境に、結婚式シーズンに入っていったりします。
その意味で、盛り上がり方と言っては語弊があるかもしれませんが、ラオス人の中でも気持ち的に開放されて盛り上がる日のようです。
このオークパンサーの日は、ラオス人は結構忙しく過ごします。
まず、朝、お寺に托鉢に行きます。
そこで、お経を唱えて、お坊さんに托鉢をします。
夕方からは、家の門などにろうそくを灯します。
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このときに、ロケット花火のようなものや爆竹を一緒に鳴らしたりします。
このため、この日の夕方からは、ずっと爆竹やロケット花火の音が響いています。
この部分は、仏教というよりは精霊信仰のような部分です。
ラオスは、仏教と精霊信仰のようなものの両方が混じり合っていたりします。
このことに前後して、お寺に再び行き、花とろうそくを持ってお寺のお堂の周りを3周する人もいます。
最後に、若者、とくにカップルにとってクライマックスになるのが、ローイカトンと呼ばれる、バナナの木の枝で作った船を川を流す行事です。
この日は、いたるところで、下の写真のような船がたくさん売られています。
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上の船を買って、近くの川に行き、流しにいきます。
カップルは、2つのローイトカトンを流し、ずっと一緒に流れたらずっと一緒にいることのできるという言い伝え(?)があるそうですが、皆その結果を恐れてか、ほとんどのカップルが二人一緒に1つの船を流しています。
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この日は、こんな感じでどこもかしこもラオスは明るい雰囲気に包まれています。
また、CBC Laoのある首都ビエンチャンでは、オークパンサーの日とその次の日には、メコン川でボートレースが行われます。
首都ビエンチャンは、オークパンサーの盛り上がりに加え、ボートレースの盛り上がりも加わり、大変な賑わいでした。
ボートレースはオークパンサーの次の日も行われるため、この日もCBC Laoを含めほぼすべての企業や学校などがお休みとなりました。
※本記事は、2018年10月29日に公開されたものです。