元に戻らない現場改善:必ず反対する人が出てきます
あなた一人で、手抜きでできる「元に戻らない現場改善」
必ず反対する人が出てきます
組織で現場改善を推進する場合、必ず反対する人が出てきます。
これは、経営TOPが推進しても、プロジェクトで行っても同じです。
あなた一人で進めていても、周りに反対する人が出てくるかも知れません。
特に推進リーダーを任されると、この反対者の対応に心を痛めるのです。
全体の8割ほどは無関心のメンバーなので、まだ良いのですが、若干ですが反対者が現れます。その現場の古参の人たちが、反対者になることが多いようです。
その場合は、一つだけ注意をすれば、問題なく進められます。それは、反対者を敵にしないことです。
敵になると、戦いになってしまうからです。これだけは、避けたいところです。
敵にしないのと同時に、味方にもなってもらわない方がよいでしょう。味方になってもらおうとすると、変に気を使わなければならなくなります。
そのためには、「○○さんは、仕事が忙しいので、現場改善は私がします」と宣言すれば良いのです。
現場改善に参画していなければ、文句も言わないでしょう。言ったとしても、「参考にします」と言っておけば良いのです。
そこで、議論することは得策ではありません。はっきり言って、時間のムダです。あなたのモチベーションを下げるだけです。
もちろん、参考にはしますが、まずは却下すれば良いのです。
中には、無視された気持ちになるのか、突然、積極的に手伝いだす人もいます。
反対者は、じっくりとあなたの行動を見ていますので、参加してくれるようになると「鬼に金棒」です。
8割の無関心層の中からも、手伝いだす人も現れると思います。しかし、注意して欲しいのは、現場改善がうまくいきだした時です。
うまくいっていない時には無関心だった人が、手のひらを返したように、興味を示すのです。
手伝ってくれる人は歓迎ですが、口だけの人は無視を貫いた方が良いでしょう。
一人で現場改善を進めるのは、こんな心配は不要です。プロジェクトで行う場合は、少し、気をつけておくと気持ちが楽になります。
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