作業者は2つに分ける(役割・求めるもの)!!
前回従業員の教育をするには、それぞれ(作業者、班長、科長、幹部)の
果たして欲しい役割=会社として従業員にやって欲しいこと
を先ず明確にすることが必要で、
それが決まれば教育内容は自ずと決まってくると言いました。
今回は作業者の役割について考えみることにします。
作業者にどこまで求めるかはとても重要なことです。
このときに作業者についても大きく2つに分けて考えることが必要です。
作業者と言って一律にするのではありません。
ではどのように分けるのでしょうか?
区分すると言った方がよいかもしれません。
ざっくり言うと単純な作業を任せる人と
スキル(熟練)の必要な作業を任せる人に分けます。
任せる・任せたい仕事をするために必要な内容の教育をすることになります。
単純作業者は早く現場に出すことが会社として必要です。
その中で品質や納期を守るために必要なことを教えなくてはなりません。
一方で、スキル(熟練)を必要とする仕事の作業者の教育には、
ある程度の時間がかかることを覚悟しなくてはなりません。