今後の製造業
私は、ここ数年積極的に営業をしてきました。
それまでは、営業と呼べるほどのことは、ほとんどしていませんでした。人当たりが悪く、口下手な私では、たいした営業は出来ませんが、それでもかなりの数の会社を訪問させて頂いたり、ネットを使ったりと自分なりに精一杯やりました。
その中で、あることが見出せました。
「今後の製造業は、真っ二つに分かれるだろう」
そう直感しました。
1.メジャー路線を行く
2.メジャー以外の路線を行く
上の二つにきっぱりと分かれると思います。
1の場合は、大企業から順番に小さい会社に仕事が回ってくるのが一般的だと思います。
中小企業が発注元の場合もありますが、直接的ではありませんが、大企業と何らかの関係はあるように思います。
いわゆるピラミッド形状の仕事の流れです。
2の場合は、1のピラミッド形状には載らない仕事の流れです。
野菜で例えると、2は無農薬野菜だったり、地産地消にあたると思います。
「安いことは良いことだ」は、ほんとうに良いことなのでしょうか?
一周回れば、自分に帰ってくるように思ってしまうのですが……
1の場合は、価格競争がますます激しくなるでしょう。
2の場合は、目の付け所や、宣伝方法が決め手になるように思います。
うちは、2で行きます。
目の付け所は、昔の技術と総合的技術力です。加工機械は、汎用機です。
宣伝方法をもう少し考えたいと思っています。
このような技術を求めている所を探す、あるいは発注側の方に見つけてもらうことができるようにしていきたいと思います。