今、改善が必要な理由
東京オリンピックまであと4年を切りました。
これからオリンピックの開催に向かって日本ではいろいろな準備が行われます。
すなわち東京中心ではありますが、短期間に大きなお金が投入され日本中にお金が回るのでその間、日本の景気は維持されると思います。
しかし、その間に日本の人口は今より更に減少しているので、オリンピックとパラリンピックの終了後、突然にマーケットの縮小や労働人口の減少の影響が顕在化すると予想しています。
ですから景気が維持されるこの4年の間に、改善を実行してモノの作り方や設計の仕方、在庫の持ち方、商品の売り方などすべてを劇的に変えていく必要があります。
明日雨が降るとわかっていたら傘を用意するのと同じノリで4年後に大きな変化が起きるとわかっていたら今のうちにその準備をするということです。
ところが私の身の回りにある工場ではすでに忙しくなっていて、改善する時間がない! という(嬉しい?)悲鳴を上げているところも多いのです。
しかしコンサルタントの私になぜ改善ができないかを説明しても何の意味もありません。4年後は必ず来るのですから。
できない理由をいうのはやめましょう。やる方法を考えましょう。