人手が足りなかった理由は、上司が「技術者」だったから①[理系女子らしく...

人手が足りなかった理由は、上司が「技術者」だったから①[理系女子らしくない女技術者の日々]

※当コンテンツは理系女子らしくない女技術者の日々の提供でお届けいたします。

 

去年一年間、とある大手企業様の、CAD部門に派遣に行っていました。

その部署は今まで派遣会社から人を採っていたらしいのですが、どうも人が居つかないということで、うちの人間なら大丈夫だろうとお声がかかりました(うちの会社は、派遣業の登録もしてあります)。

人が居つかないなんて、隠れたブラック要素があるに違いないとビクビクしながら、就業を開始しました。

いきなり怒鳴る時点で、無理!となる人も多いと思いますし、自分が間違っていても非を認めない、というところが無理という人もいると思います。

私が怒鳴られているのを聞いて、別部門の女性が慌てて来てくれて、「大丈夫!?」と声をかけてくれました。

「今まで、結構あれで辞めちゃってるのよねぇ。。」と。

ははぁん、やっぱりこれか。

 

私はこういうのは全然平気です。慣れてますから☆

技術屋の男性は、こういう人がまぁ、多いです(人間が出来ている人も多いですけれど)。

なんでこうなってしまうかというと、多分、責任感が強すぎるんです。

 

ミスがあると次工程や顧客に迷惑がかかるため、ミスを出してはいけない。自分のところでは絶対にミスを出さない。この思いが強すぎるんですね。

そう考えると素晴らしい人です。

非が自分にあっても謝らないのは、謝ったところで物事が解決するわけではないからだと思われます。

 

このあたりは技術屋チックですね。

勘違いさせる方も悪いだろうという思いもあるかもしれません。

あとこれ、怒鳴った本人はこっちを嫌いで怒鳴ってるわけではありませんし、怒鳴るような人は大抵怒りは継続しないので、気にするだけ無駄です。

 

こういう人に慣れていかないと、技術者業界では生きて行けません。

出典:『理系女子らしくない女技術者の日々』電気女子


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。