中国企業の品質改善、諦めたら終わり!!
以前実施した中国工場の品質改善セミナーで標題に関係するコメントいただいたので紹介します。
中国と付き合う上で「あきらめたら終わり」という指摘が印象に残った。普段より改善や向上が進まないことが、人や品質面でよく感じていたので。
このコメントは、セミナーの中で「中国企業からの部材調達においては、こちらの思い通りに進むことはなく大変だが、そこで諦めたら終わりですよ」と話しをしたことに対していただいたものだ。
顧客からのコストダウン要求に対応するには、もはや中国進出しただけでは難しく使用している部品・材料の調達先を中国企業にせざるを得ないのが実状です。ところが中国企業からの調達は事前に考えていたよりもはるかに大変だと付き合い始めてからわかる。
特に品質面に関しては、いいものを作るためには当たり前の内容の対応を要求してもすんなりとは受け入れてもらえない。また、約束した納期が守られなくて大変な思いをしている企業も多いようです。