世の中の変化と日本の製造業が抱えている問題点【4】
今週からはマーケットとモノづくりの変化に付いてお話を始めます。
日本の製造業は、これまで力を発揮してきた5Sやムダ取り、不良低減、あるいは生産リードタイム短縮などの改善だけでは生き残れない時代になった。
再び世界をリードするモノづくり力を手に入れるには、これまで培った現場改善力を維持しつつ新たな切り口の改善、さらには変革が要求される時代を迎えている。
それではこれからはどういう時代になるのか?
これからの時代の消費者は既にほとんどのモノを持っていて、本当に欲しいと思うもの以外には興味を示さないし、興味があったとしても値段が高ければ買わない。
これまでは、良いモノを作れば売れると言われてきた(そこでいう良いモノとは機能品質が高いモノのこと)。
そのため、高品質と低コストを目指す生産技術力や現場改善力による競争が続いていた。
Question
今回は消費者の変化を書きました。
読者の皆さんはどう思われますか?