三菱電機、Nozomi Networks買収でSerendie強化 2030年度売上1.1兆円目標
この記事の内容をまとめると…
- Serendie関連事業の強化を目的とした買収
- Nozomi NetworksのSaaS・クラウド・AIの取り込みによる質的強化
- Serendie関連事業で2030年度に売上1兆1000億円を掲げる
三菱電機は、買収のもう1つの目的としてSerendie関連事業の強化を掲げ、Nozomi Networksのアセット活用で事業のスケール化を加速する。Serendie関連事業で2030年度に売上1兆1000億円を目標とする。
Serendie関連事業詳細
SerendieはDXイノベーションセンターが中心となって構築したデジタル基盤であり、同社のハードウェアやソリューション、ユ…ーとして一部実現している。収集データを活用した新たなサービスによって、製造業に加えビルやインフラなどへ価値提供先を拡大する。
どのように活用する?
データを取得・利活用するにあたり、セキュリティが鍵となるため、コンポーネントから得られるデータをセキュアに管理しソリューショ…味付けを行い、異常などを検知する技術を備える。収集データのAI分析や、それに基づくサービス提供のビジネスモデルも強みである。
仕様・スペック
対応通信プロトコル | 100以上 |
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実装状況 | PLC向け侵入検知センサーとして一部実現 |
その他
- 当初の資本提携はOTセキュリティ事業の強化が目的
- Serendie事業の伸びがOTセキュリティ事業の伸びを上回る見込み
- 買収は米国の完全子会社(特別目的会社)とNozomi Networksの合併を通じて実施