三菱電機、測定対象物の微小移動量を計測するレーザ変位センサ50機種を来年1月に発売

三菱電機株式会社は、生産現場で使用されるFAセンサの製品ブランドを「MELSENSOR（メルセンサ）」とし、主に自動車部品や電機・電子部品の製造で使われるレーザ変位センサの新製品50機種を2017年1月16日に発売することを発表した。

製品概要

「MELSENSOR」は、測定対象物（ワーク）の微小移動量（変位）をレーザで計測するレーザ変位センサ。

e-F@ctory（イーファクトリー）の導入を支援する「CC-Link IEフィールドネットワークBasic」（100Mbpsの汎用Ethernet通信を用いた産業用オープンフィールドネットワーク）に対応していることから、生産現場の計測データをシームレスに収集・管理可能。

46種のセンサヘッドと4種のコントローラの組み合わせにより、測定対象物（ワーク）の多種多様な特性に応じた測定が可能。サンプリング周期の高速化により、高精度な測定を実現。

CC-Link IEフィールドネットワークBasicのインターフェース機能の搭載により、シーケンサ（プログラマブルコントローラ）に生産現場の計測データをシームレスに集約。品質管理やトレーサビリティーなどの実現に貢献する。

また、通信機能内蔵シーケンサCPUとレーザ変位センサを一本のケーブルで接続し、配線の簡略化を実現。

iQ Sensor Solution（iQSS）（三菱のエンジリアリングツールでセンサ設定やメンテナンスを容易に実現するソリューション）により、汎用Ethernet通信でも各種データのモニターやセンサ設定が可能。