ロボットに就職先を奪われるかも…中学生の68%が不安に感じる

ロボットに就職先を奪われるかも…中学生の68%が不安に感じる

ロボットやAIが人の仕事を奪う

なんてニュースが一時世間をにぎわせましたが、
その影響が子供達にも。。。

株式会社パンタグラフ(所在地:東京都渋谷区、 代表取締役:丹羽宏允)が運営する受験生応援サイト「受験のミカタ」が中学生や高校生を対象に行ったアンケートによると、

「ロボットの発達による将来の就職」について聞いたところ、
「不安がある」と回答した子供が全体の42%を占め、さらに「この質問を聞いて少し不安になった」を含めると、半分を超える55%が不安を感じていることが分かりました。

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年代別で、特に不安を感じているのは中学生。なんとその割合は68%。次いで高校1年生の64%、高校3年生の58%と続いています。

今の仕事がずっと続くことはあり得ない。
時代の移り変わりによって、
仕事は消えて、生まれることの繰り返し

ロボットやAIが進化するにしたがい、それらはどんどんと社会の中に入り込んできます。そうなると人がやっていた仕事をロボットが代用することも増えていくと思います。それは時代の流れであり、避けられないもの。今ある仕事がずっと続くことはあり得ない。そう思っている方が正解です。

しかしながら、消える仕事もあれば、生まれる仕事もあります。例えば、いま子供のなりたい職業の上位にくる「Youtuber(ユーチューバー)」。これは私の子供の頃にはありませんでした。目立たないかもしれませんが、他にも大小さまざまな多くの仕事が生まれています。

いまはまだデジタル変革の黎明期。アナログとデジタルがごちゃ混ぜで、人々の意識もアナログを捨て切れていません。でも、今後、デジタル変革が本格化していく時は、デジタルネイティブである今の中高生たちが主役の時代。既存の仕組みや概念に囚われず、新たな時代を作って行って欲しいです。その時には、思いも寄らぬビジネスや仕事が生まれているかもしれませんね。

出典:受験のミカタ、2020年度から大学入試が変わる!249人の意見を大調査!


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。