ロボコム・アンド・エフエイコム、復興工業団地に工場 ロボット技術で地域貢献
ロボコム・アンド・エフエイコム(東京都港区)は、福島県南相馬市から、原町区萱浜に整備中の「市復興工業団地」の立地企業第一号に選定された。
▲左から、門馬和夫南相馬市長、ロボコム・アンド・エフエイコム代表の飯野英城氏と天野眞也氏
同社は、「福島イノベーション・コースト構想」や、南相馬市の「南相馬ロボット振興ビジョン」に呼応し、ロボット産業の集積やロボット人材の育成を目的に、24時間稼働を可能にする最新設備を備えた、少人化・再エネルギー活用のモデルとなる新工場を建設する。
新工場は、①ロボットパッケージの販売事業②大型精密部品加工事業、3Dプリンター事業③国内、海外エンジニア教育事業、の3つのサービスを事業の柱として運営していく。新工場の稼働により、働く場の提供や、自社業務の一部を地場企業へ依頼することによる地元への経済効果、地域への産業用ロボット導入促進による地元企業の生産性向上への寄与を見込んでいる。
新工場の稼働は、2020年8月の予定。
出典:ロボコム・アンド・エフエイコム「南相馬市復興工業団地 立地企業第1号決定」