ロックウェルオートメーション、新サーボドライブは一体設計で低コスト実現
ロックウェルオートメーションジャパン(東京都中央区)は、サーボドライブシステム「Kinetix 5100」と、モータおよびケーブル「Kinetix TLP」の販売を開始した。
Kinetix 5100は、コスト効率の高いサーボコントロールを必要としている中小規模のパッケージングマシンに最適で、ドライバー、モータ、ケーブルをシステムとして一体化にすることで、価格競争力も高くなっている。
また、より広範囲の高速、低電力のモーション・コントロール・アプリケーションをサポートできる複数の制御モードを装備しており、ドライブは同社のMicro800コントローラやLogixコントローラの利用や、ドライブ単体での利用も可能。
さらに、EtherNet/IPネットワーク上でHMI、コントローラ、I/O、モーションを含む制御ソリューション全体を統合することで立ち上げ、構成、スタートアップをシンプルにでき、コスト効率も良い。
しかも、また、安全トルクオフ(非制御停止)が組み込まれているため、機械全体の電源を落とすことなくモータトルクをオフにすることができ、安全が確認された後、機械を速やかに再起動することが可能。
そのほか、デュアルポートのEtherNet/IPも、デバイスレベルのリング型トポロジーをサポートしている。