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リコーPFU、国産組込みPC「RICOH iC11000」発売―Atom x7000E/RE搭載・FA/医療向け・ファンレス・長期供給
この記事の内容をまとめると…
- 国産組込みコンピュータ「RICOH iC11000」を発売
- Intel Atom x7000E/x7000RE搭載、ファンレスと多彩なI/Oに対応
- 国内一貫体制と長期供給・サポートを提供
リコーPFUコンピューティング株式会社は、Intel Atom x7000E/x7000REシリーズを搭載する国産組込みコンピュータ「RICOH iC11000」を9月10日より発売する。ファンレス設計や多彩なI/O、国内一貫体制によりFA機器や医療機器などでの長期運用に対応する。
RICOH iC11000詳細
本製品は最⼤8コアのIntel Atom x7000E/x7000REシリーズを搭載し、低消費電力と処理性能を両立する。オンボードメモリ、TPM2.0準拠のセキュリティチップ、拡張スロットなどを備える。設計から製造、品質評価まで国内で対応し、長期供給とサポート体制を示す。
どのように活用する？
工作機械・産業用ロボットなどのFA機器や医療機器に適する。生産設備やロボット制御などの現場での利用を想定する。
仕様・スペック
| CPU | Intel Atom x7000E/x7000RE（最大3.6 GHz／最大8コア） |
|---|---|
| 電源 | 12〜24 Vの単一DC電源入力 |
| I/O | USB 5 Gbps（USB2.0と合わせてオプションで最大10ポート）、2.5 GbE LAN×2、シリアル（RS232C、オプションで最大6ポート） |
| 起動デバイス | M.2（SATA SSD）／CFast／2.5インチSSDから選択 |
| 拡張 | PCI Express（Gen2）×1スロット |
| メモリ | オンボード実装 |
| 冷却 | ファンレス設計（高温環境向けにオプションで冷却ファン対応） |
| セキュリティ | TPM2.0準拠のセキュリティチップ |
その他
同社は2025年4月1日に発足した会社であり、国内2工場の量産力などを背景に事業を展開する。
セキュリティはファームウェアTPMで、工場出荷時オプションでディスクリートTPMにも対応可能（※1）。
国内シェアNo.1とする（当社調べ、2025年6月時点）（※2）。
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