ラオスの「国際的」正月は、通常通りです。
※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。
あけましておめでとうござます。今年もよろしくお願いいたします。
と言っても、ラオスにいるとまったく新年を迎えたという感じがありません。ラオスにとって、正月とは、毎年4月のもっとも暑い時期に迎えるラオス正月のことを言います。4月に入ると、正月までまだ少しあるというのに、大きな音楽をかけながら、宴会する人々がたくさんでてきます。そういうのを肌に感じながら、もうそろそろラオス正月だなというのを感じることができます。
ちなみに、ラオスでは、西洋の暦の1月1日にあたる正月を「国際的な正月」(ラオス語で「ピーマイサコン」)と呼び、4月に行われるラオスの正月をラオス正月(ラオス語で「ピーマイラオ」)と呼んで区別しています。「ピー」は「年」、「マイ」は「新しい」、「サコン」は「国際的」、「ラオ」は「ラオス」です。
あえて、「国際的」正月をほとんど祝わないラオスで、新年を迎えることを感じさせることはいえば、、、
・一応、「年越しはどう過ごすの?」と会話が増えます。大体、若い人はお酒を飲んで騒いで、少し年齢が高くなると、普通にいつも通り寝ています。
※ラオスで、新年を迎えることを「カオダオ」をいいます。
・若者たちのために、街の中心部で年越しイベントが行われます。メコン川沿いと文化会館という建物の前で、特設ステージが組まれ、コンサートが開かれます。また、バンドを呼ぶことのできるレストランでも年越しイベントがあったりします。でも、参加者は、若者だけかも。。。
※下の写真は、一昨年のGo Dunkというレストランの年越しイベントのライブの様子です。ここ2,3年、おしゃれなレストランも増えています。
・新年のカレンダーが、銀行や企業などから配布されます。やはりこの点は、全世界共通ですね。ラオス暦の一年は、4月のラオス正月から始まるといっても、カレンダーは西暦のカレンダーを使います。
・若者の一部が、爆竹を鳴らしたり、花火を打ち上げたりする。
移譲な感じで、西暦の年越しと新年は若者が楽しむ行事であって、ラオス全体としては、ほとんどのことが通常通りです。元旦から、多くのレストランが開いていて、多少閉まっている店はあるものの市場もいつも通り開いています。(ピーマイラオのときには、ほとんどのレストランと市場のお店がしまります。)CBC Laoは1月3日が仕事始めでしたが、学校や官公庁は1月2日も通常通り始まります。
もっとも、世界的に見れば1月2日から仕事なのが普通かもしれないです。1月2日に、中国の付属屋さんから、発注していた付属の準備ができたと連絡ありました。(中国やベトナムの正月は、旧暦を使っているので、来月ですね。)
CBC Laoは、今年も全力で、誠心誠意仕事に取り組んでいきます。今年も何卒よろしくお願いいたします!!