ムダなし楽々改善:床や機械もキレイに
あなた一人で、手抜きでできる「ムダなし楽々改善」
床や機械もキレイに
身の周りがキレイになると、床や機械もキレイにしたいですね。
では、床の清掃です。
最初の一回は、はいつくばって手で水拭き清掃を行うことをお勧めします。それは、何故か?
普通、床の清掃は柄のついたモップを使います。手で拭くのと汚れの取れ方は同じですが、一つだけ違いがあります。
それは、目の位置です。視線です。はいつくばって拭くと、床のゴミや汚れがよく見えます。
工場の床だと、ネジや髪の毛、ひょっとしたら製品も落ちていることもあります。汚れが目で確認でき、汚さないようにしようとする意識が芽生えます。
2回目からは、モップで清掃すれば良いでしょう。
時々(月に1回とか)、はいつくばって床の水拭き清掃を行えば、キレイに保てているか、汚れの変化がわかります。
だんだん、汚さないようになっていくことでしょう。
モップやほうき、雑巾、バケツなどは、どこに置いていますか?
普通は、掃除用具を入れるロッカーの中に入っています。
それはダメ!
ロッカーの中では、外から見えないため、掃除用具が汚くなっていきます。
汚い掃除用具で掃除していては決してキレイになりません。
外から誰でも見えるように、掃除用具を置くようにします。ロッカーなら扉を取ってしまいましょう。
その際、うす汚れたほうきや雑巾は置かないように! 置き場所を決め、ほうきなどには番号を付けるといいです。
一人ひとりの雑巾を、『マイ雑巾(埋蔵金)』と呼んで、雑巾を個人管理している工場を見たことがあります。
スゴイ!と、感心しました。いつもキレイに保ちましょう。
次に機械の清掃です。
これは、慎重に行うことが重要です。
むやみに機械にペンキを塗って汚れをごまかすのではなく、ウエスなどで少しずつ丁寧に油や汚れを取っていきます。
必ず守ることとして、2つがあります。
①機械の電源はオフにする
②センサーなどの機械の位置が再現できるようにする
電源をオフにしておかないと、急に機械が動いてケガをするかもしれません。
掃除を行っているうちに、センサーなどの位置がズレて、機械が動かなくなることがあります。
あらかじめ、センサーが元の位置に戻せるように、ケガキ線などを入れておくことが重要です。
まずは、1台を徹底的に磨きあげると、掃除のコツや注意点が分かります。
機械の清掃は時間がかかるので毎日は大変ですので、清掃日を決めて計画的に行うのが良いです。
古い機械をピカピカに磨き上げて、ガンガン動かしましょう!
参考書
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