ポジティブワン、RISC‑V SoM「SSOM‑K1」販売開始 82×50mmでAI 2TOPS・GbE×2/PCIe×2対応
この記事の内容をまとめると…
- SpacemiT K1搭載の産業用SoM「SSOM‑K1」を販売開始
- 82×50mm、小型でAI 2 TOPSとGPU搭載、−40〜+85℃対応
- GbE×2、PCIe 2.0×2、USB3.0など豊富なI/Oと複数OS対応
SSOM‑K1詳細
SSOM‑K1はRISC‑Vアプリケーション・プロセッサSpacemiT K1(8× X60 RISC‑V、RISC‑V 64GCVB/RVA22準拠)を採用し、デュアルGigabit Ethernet(RTL8211F)、PCIe 2.0×2、USB 3.0/2.0、I2C/SPI/UART/GPIO、MIPI CSI×2/DSI×1などのI/Oを実装。2 TOPS相当のAI処理とIMG BXE‑2‑32 GPUを搭載し、−40〜+85℃の産業温度範囲で動作する。10年以上の供給方針、Windows Embedded Compact/Linuxの社内サポートに加え、Bianbu OSやOpenHarmonyにも対応する。
どのように活用する?
- 産業IoTゲートウェイ
- 検査・計測装置のHMI
- ネットワーク機器
- ロボティクス制御
- エッジAI推論ノード
仕様・スペック
CPU | SpacemiT(R) K1(8× X60 RISC‑V、RISC‑V 64GCVB/RVA22準拠) |
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メモリ/ストレージ | LPDDR4X 4/8GB、オンボードeMMC 最⼤64GB |
接続性 | GbE×2(RTL8211F)、PCIe 2.0×2、USB3.0×1、USB2.0(Host×1+OTG×1)、I2C×4、SPI×3、UART×7、PWM×10、GPIO×16、SDIO×2、CAN×1 |
マルチメディア/AI | AI 2 TOPS、GPU IMG BXE‑2‑32@819MHz、H.264/H.265エンコーダ/デコーダ、HDMI 1.4(1080p60)、MIPI‑CSI×2/DSI×1 |
産業仕様 | −40〜+85℃、5V DC、典型消費電⼒2W、相対湿度95%(結露なし) |
OSエコシステム | Bianbu OS/OpenHarmony/Linuxに対応(Windows Embedded Compactは別途相談) |
その他
拡張ボード「Cluster K1」を用意し、SSOM‑K1を最⼤4枚まで実装可能。小型モジュールを多数連携させることで演算性能を段階的に引き上げ、エッジでの分散推論や学習用途に対応する。