フレスポ東大阪で「こーばへ行こう!」参加企業の製品展示 前期は9社紹介

フレスポ東大阪で「こーばへ行こう!」参加企業の製品展示 前期は9社紹介

ユタニ工業の「つかむっち」
ユタニ工業の「つかむっち」

 


 

 オープンファクトリー「こーばへ行こう!2024」の参加企業を紹介する展示が現在、商業施設「フレスポ東大阪」(東大阪市稲田新町3)2階「東大阪モノづくりミュージアム」で開催されている。

カワチのぬいぐるみマスコット「のびねこ」
カワチのぬいぐるみマスコット「のびねこ」

 


 

 東大阪市内の工場の歴史を記録し、資料や写真を公開することで工場の誕生や操業の様子を後世に伝える活動をする「工場を記録する会」が2018(平成30)年12月に開設した「東大阪モノづくりミュージアム」。地場産業の鋳物や河内木綿、鉄線に始まり、地場産業をベースにした産業の多様化、ベンチャー企業の登場など、市内産業の変遷をたどるパネルと市内企業の製品を展示するほか、1年に3回、テーマを変えて特別展示を行っている。

 同ミュージアムの開設と第1回「こーばへ行こう!」の開催は同じ年で、「こーばへ行こう!」の会場を訪れた「工場を記録する会」会長の岡本好行さんがイベントの様子を見て刺激を受け、ミュージアムで展示をしたいと持ちかけたという。始めは企業の紹介だったが、昨年から「こーばへ行こう!」を紹介する展示を行っている。

 今回の展示では、11月8日・9日・15日・16日に東大阪市内で開催する「こーばへ行こう!2024」に参加する企業を2期に分けて紹介する。

 自転車用チャイルドシートなどを製造販売する「OGK技研」(高井田本通)は、転倒時の衝撃を吸収し、重症化リスクを約80%軽減する新技術「ZEROTECT」をヘッドガードに搭載したリヤキッズシート「グランディア ゼロ プラス」、建設機械部品の製造・修理を手がける「ユタニ工業」(稲田新町)は、パワーショベル用アタッチメント「つかむっち」をそれぞれ展示する。

 自動車用アルミホイールメーカー「ワーク」(長田西)は「WORK EMOTION ZR7」、焼付塗装の「オークマ工塗」(布市町)は、独自技術で塗装を施したオリジナルキャラクター「BB-1」を展示。アウトドア関連では、三友自動車工業(楠根)のアウトドアショップ「YAKEE EQUIPMENT COMPANY」で販売するキャンプ用品、金網専門メーカー「イゲタ金網」(西堤学園町)のメスティンフライヤーを紹介する。

 「松よし人形」(荒川)は、ひな人形や樟蔭高校とのコラボ企画ワークショップで作るオリジナルがま口ストラップ、くぎやねじを製造する「若井ホールディングス」(森河内西)はストリングアート作品を展示。キャラクター雑貨を手がける「カワチ」(岸田堂西)は、ぬいぐるみマスコット「のびねこ」を「ミノル化学工業」(衣摺)のディスプレーケース「ミノルキューブ」に入れて並べる。

 岡本さんは「近くにこんな会社があると知ってもらって、11月のこーばへ行こう!に足を運んでもらえたら」と話す。

 営業時間は10時~20時。10月19日まで。後期展示は10月21日から行う。

 

出典:フレスポ東大阪で「こーばへ行こう!」参加企業の製品展示 前期は9社紹介(東大阪経済新聞)


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。