フリアーシステムズがコンパクトサーモグラフィカメラの新製品『FLIR C3-X』を発表
フリアーシステムズジャパン株式会社は、新しいコンパクトサーモグラフィカメラ、『FLIR C3-X』を発表した。128×96ピクセルのサーモグラフィカメラ、5メガピクセルのデジタルカメラ、フリアーシステムズのスーパーファインコントラスト(MSX)の組合せによって、建物に関する隠れた問題の特定が容易にできるようになる。
製品概要
『FLIR C3-X』は、コンパクトサーモグラフィカメラシリーズの製品として、『FLIR C5』に新たに加わるモデル。近距離から確実に故障を発見できるような特長を備えている。ポケットや工具箱に簡単に収まるサイズで、あらゆる業務に対応できる堅牢性を備え、建物のプロフェッショナルや住宅所有者が求めやすい手頃な価格を実現している。
『FLIR C5』との違い
『FLIR C5』にはより強力なサーモグラフィが備わっている。今回発表された『FLIR C3-X』はその分お手ごろなため、検査時にサーモグラフィカメラに大きく依存しないが、便利なツールとして活用したいユーザーに適している。
『FLIR C3-X』の特長
5MPの調査用デジタルカメラと解像度128×96のサーモグラフィカメラ
強化された『FLIR C3-X』は、5メガピクセルの調査用デジタルカメラと解像度128×96のサーモグラフィカメラを搭載しており、読み取りやすい3.5インチのタッチスクリーンで300℃までの温度測定ができる。状況を詳しく把握して高温のヒューズや空気漏れといった懸念のあるエリアの問題を解決するのに最適。
スーパーファインコントラスト(MSX)モード
フリアーシステムズのスーパーファインコントラスト(MSX)モードでは、デジカメの輪郭情報をサーモグラフィにリアルタイムで追加することで鮮明度が向上するため、問題を簡単に特定できる。
高い堅牢性
『FLIR C3-X』は、稼働時間4時間で過酷な環境にも対応し、保護等級IP54による高水準の防塵・防滴性能と2mの耐落下性能を備える。
コンパクト設計
コンパクト設計のため、ポケットや工具箱に収まる。内蔵LEDライトによって、 床下空間などの暗いエリアでも確認作業がしやすい。
無料クラウドサービス「FLIR Ignite」
『FLIR C3-X』では、無料のクラウドサービス「FLIR Ignite」によって直接データの転送、保存、バックアップを行えるため、お使いのどのデバイスでも画像を確認できる。また、ソフトウェア「FLIR Thermal Studio」と組み合わせて使用することで、シームレスな顧客レポートを作成可能。