フィリピン工場との英語のコミュニケーション その②

フィリピン工場との英語のコミュニケーション その②

こんにちは。品質保証部のたまごです。

 

以前掲載した、「フィリピン工場との英語のコミュニケーション その①」の続きですが、前回のものを読まなくても大丈夫です。もし興味のある方は読んでみてくださいね!

 

前回は、3年前と比べてちょっとは英語のメールが上達したよ~という話を書きました。

ただ、3年経ったいまも、フィリピン工場とのコミュニケーションで困るのは日常茶飯事です。

 

例えば、この間、品質保証部で評価用に使用するウエハーを工場に制作依頼をしました。

そして、そのなかのいくつかが工程中でNGになってしまったことがありました。

そのときに、「数が足りないので、新しいウエハーを作り直してください」という指示を出したかったので、

Please re-make wafer.

と書いたのですが、相手は何をどこからリメイクするのかわからなかったようでした。

なので、周囲の人に聞いて、工場で共通で使われているらしい、recovery lot(異常が起きたときの補填ウエハーという意味合い)という単語を使って、

Please proceed with the recovery lot.

と送ったところ、伝わったようでした。

英文として成り立っていても、相手が理解できなかったり、言いたいことが伝わらなければ意味がないなあ、と改めて反省した出来事でした。

 

また、私は極力メールに目的や理由を描くようにしています。

万が一英語があまり伝わらなくても、なんとなく意図や重要性が伝われば、相手が逆に提案を出してくれたり、わからない部分を質問してくれたりするからです。

工場のフィリピン人スタッフからの提案や情報に助けられたことも、たくさんあります。

 

フィリピン工場は大切なパートナー。

より良いコミュニケーションにしていきたいです。


創業40年の製造業。ダイヤモンド事業からスタートしたテクダイヤは、会社本来の「人好き」が作用し、人との出会いを繰り返しながら業態変化を続ける。 現在はセラミック応用技術・精密機械加工技術・ダイヤモンド加工技術をコアとしながら先端技術のものづくりを支える。スマホやデータセンターなどの通信市場、更にはNASAやバイオ領域にも進出中。