フィリピン工場との英語のコミュニケーション その①

フィリピン工場との英語のコミュニケーション その①

こんにちは。品質保証部のたまごです。

 

今日は、フィリピン工場とのコミュニケーションについて書いていこうと思います。

 

私は今でこそ、毎日英文のメールで工場とコミュニケーションをとっていますが、入社当初はとても酷かったです。

 

何が酷いかというと、まず、そもそも英文が書けない。

もちろん、学生時代もある程度テストを乗り越えてきていますが、いざ自由記述で言いたいことを書こうと思っても、文法も単語も出てこなかったのです。

 

最初に打ったメールはこんな感じです。

 

I am new employee at the quality assurance department in TECDIA.

I revised Work Instruction.

I changed page 1/13, and have added “(改版内容なので割愛)”.

Please reflect it for your work.

 

まともに見えますが、実はこれ、他の社員さんの校正が入っています。笑

 

このあと、2か月間くらい、他の社員さんにメールの文章をチェックしてもらいながら英文のメールを打っていました。

手間のかかる新入社員だったことでしょう。笑

先輩方には感謝しかありません。

 

このころは、メールの文章の量にもよりますが、1つのメールに30分くらいかけていました。

クレームの調査の依頼など、もっとヘビーなやり取りをすると、言い回しを調べたり、伝わるかどうか考えながら何度も見直したりして、1本のメールを出すのに2時間くらいかかったときもあります。

 

最近のメールはこんな感じ。

Can you re-measure following samples by different measurement machine?

Because I think that there is difference between each measurement machine.

 

……さすがに3年も経つと、一人でそこそこ書けている感じですが、やはり一人で書いた文章は、なんだかちょっと文章がいまいち……な気がしています。

 

自分の文章を見返すと、「測定器」はmeasuring instrumentのほうが良かったかも、とか、Becauseのあとは、「測定器の違いによる測定値の異常があるように思うので、測定機ごとの違いを調べたい」というように、もっと詳細な背景を説明したほうが良かったかも……とか、色々考えてしまいます。

 

ただ、今は1本のメールを書くのに、内容にもよりますが、3~20分くらいで済んでいると思います。

だいぶ成長しました!

……たぶん。きっと。おそらく……。

 

こうして、毎日過去の自分の文章と見比べて、ちょっとでも相手に伝わるように奮闘中です。

スラスラ書けるようになりたいです。


創業40年の製造業。ダイヤモンド事業からスタートしたテクダイヤは、会社本来の「人好き」が作用し、人との出会いを繰り返しながら業態変化を続ける。 現在はセラミック応用技術・精密機械加工技術・ダイヤモンド加工技術をコアとしながら先端技術のものづくりを支える。スマホやデータセンターなどの通信市場、更にはNASAやバイオ領域にも進出中。