パナソニック、リンクウィズと共同事業開発 熱加工現場の改善へ

パナソニック、リンクウィズと共同事業開発 熱加工現場の改善へ

パナソニックは、自律型ロボットシステムソフトウエアの開発・販売・技術コンサルティングを行うスタートアップ企業のリンクウィズ(静岡県浜松市)と、熱加工現場のプロセス改善に向けたソリューション開発において、共同事業開発契約を締結した。

パナソニックコネクティッドソリューションズ樋口泰行社長(左)とリンクウィズ吹野豪代表取締役

パナソニックコネクティッドソリューションズ樋口泰行社長(左)とリンクウィズ吹野豪代表取締役

 

今回の共同事業開発は、パナソニックの社内カンパニーである、コネクティッドソリューションズ社が推進。同社は1957年に溶接事業を開始し、60年以上に渡り、自動車、建機、造船業界などに溶接機や溶接ロボットを提供するなど、熱加工事業を展開している。

リンクウィズは、独自のアルゴリズムを活用し、溶接や塗装などを行うロボット制御ツールのソフトウエアと、生産ラインにおける全量検査などを行う自動検査用ソフトウエアを開発し、多くの納入実績を誇っている。

今回の提携により、切断、溶接、検査といった熱加工現場のプロセスの最適化を実現し、人手不足改善や加工品質の向上など喫緊の課題に対応し、業界の発展に貢献していくとしている。

 

出典:パナソニック「熱加工現場のプロセス改善に向けて、スタートアップ企業 リンクウィズ と共同事業開発契約を締結」


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