「バーコードシンボル」の方式

「バーコードシンボル」の方式

「一次元シンボル」は、シンボル化の仕組みにより次のように分類される。

まず一つは、シンボルキャラクタがキャラクタ間ギャップで区切られているシンボルを「分離型(もしくは独立型)シンボル体系」といい、区切られてないシンボルを「連続型シンボル体系」という。分離型は、キャラクタ間ギャップの分だけ情報化密度が低くなるが、ナンバーリングマシンやフォントとして利用できる。連続型は、分離型より情報化密度が高い。

もう一つの分類は、バー(スペース)の幅による分類である。Code39のような二値幅型シンボル体系は、太いバー(スペース)と細いバー(スペース)の2種類で構成されており、太バー(スペース)を“1”とし、細バー(スペース)を“0”としてコード化している。

一方、JANのような多値幅型(n,k型)シンボル体系は、nモジュールのシンボルキャラクタがk本のエレメントで構成されており、バーの基本モジュール幅を“1”とし、スペースの基本モジュール幅を“0”としてコード化しされている。

二値幅型は、多値幅型より印刷精度をラフにでき、多値幅型は、二値幅型より情報化密度を高くできる。

 

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(左)分離型、二値幅型  (右)連続型、多値幅型

 

提供:アイニックス株式会社


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。