[ハノーバーメッセ訪問記②]吸い付いて絡みつくタコ足型ロボットハンド

[ハノーバーメッセ訪問記②]吸い付いて絡みつくタコ足型ロボットハンド

ハノーバーメッセの会場で、今回一番印象に残ったのが、ドイツの空圧機器メーカー・FESTOのブース。なかでも見た瞬間、「あぁ、こう来たかー。確かに便利」と衝撃を受けたのがこのロボットハンド Octopus Gripper です。

日本語で言えば

タコ足ハンド

タコの足のようにワークに絡みつき、さらに内側の吸盤の吸引力で固定。

これならばワークの形を問わず持つことができます。このアイデアに脱帽です。

FESTO(フエスト)は、このタコ足ハンドだけでなく、地球上の動物や昆虫などあらゆる生物をヒントに、バイオニックロボットとして開発を進めています。これまでにも象の鼻ロボットやペンギンロボットなどユニークなロボットがお目見得しています。

ロボットの世界はまだ始まったばかり。これからどんなロボットが出てくるのか楽しみですね。

参考:FESTO、innovation & technology

ものづくりニュースのインスタグラムでは、ハノーバーメッセの会期中に撮影した写真をアップしています。ぜひこちらもご覧ください!

★ものづくりニュースインスタグラム

★参考:ハノーバーメッセ公式サイト(ドイツ語・英語)
★参考:日本能率協会、ドイツメッセ日本代表部


1975年群馬県生まれ。明治大学院修了後、エレクトロニクス業界専門紙・電波新聞社入社。名古屋支局、北陸支局長を経て、2007年日本最大の製造業ポータルサイト「イプロス」で編集長を務める。2015年3月〜「オートメーション新聞」編集長(現職)。趣味は釣りとダーツ。