[ハノーバーメッセ訪問記②]吸い付いて絡みつくタコ足型ロボットハンド
ハノーバーメッセの会場で、今回一番印象に残ったのが、ドイツの空圧機器メーカー・FESTOのブース。なかでも見た瞬間、「あぁ、こう来たかー。確かに便利」と衝撃を受けたのがこのロボットハンド Octopus Gripper です。
日本語で言えば
タコ足ハンド
タコの足のようにワークに絡みつき、さらに内側の吸盤の吸引力で固定。
これならばワークの形を問わず持つことができます。このアイデアに脱帽です。
FESTO(フエスト)は、このタコ足ハンドだけでなく、地球上の動物や昆虫などあらゆる生物をヒントに、バイオニックロボットとして開発を進めています。これまでにも象の鼻ロボットやペンギンロボットなどユニークなロボットがお目見得しています。
ロボットの世界はまだ始まったばかり。これからどんなロボットが出てくるのか楽しみですね。
参考:FESTO、innovation & technology
ものづくりニュースのインスタグラムでは、ハノーバーメッセの会期中に撮影した写真をアップしています。ぜひこちらもご覧ください!
★参考:ハノーバーメッセ公式サイト(ドイツ語・英語)
★参考:日本能率協会、ドイツメッセ日本代表部