[ハノーバーメッセ訪問記①]ぐにゃぐにゃと信じられない動きの協働ロボット
ハノーバーメッセで一番印象に残ったロボットがこれ。
ある動物の一部分をヒントにしたものとのことですが、どこだか分かりますか?
※ヒント:画像を逆さにすると分かりやすいかも
答えは
象の鼻
象の鼻のように自在に動き、ぐにゃりと曲がるこのロボットを出品していたのは、ドイツの空圧機器メーカー・FESTO。以前から動物を摸したロボット開発を進めており、今回のハノーバーメッセで出品していたのが、この BionicMotionRobot です。
特別な編み方をしたニットの蛇腹で伸縮自在。さらに腕から手首にかけてファイバセンサを通していて、接触など外部からの力を感知することもできます。
この摩訶不思議な動きに多くの人が足を止め、実際にロボットを触ったり、写真や動画を撮影していました。
日本は先進的なロボットというと、ついつい人間型のヒューマノイドをイメージしがち。一方、FESTOでは地球上の動物や昆虫などあらゆる生物をヒントに、バイオニックロボットとして開発が進んでいます。
こうしたアプローチの違いも面白いですね。
参考:FESTO、innovation & technology
参考:FESTO、innovation & technology
ものづくりニュースのインスタグラムでは、ハノーバーメッセの会期中に撮影した写真をアップしています。ぜひこちらもご覧ください!
参考:ハノーバーメッセ公式サイト(ドイツ語・英語)
参考:日本能率協会、ドイツメッセ日本代表部