デンソーウェーブ、多種多様なFA機器と上位アプリを連携するコンバータ発売

充実のIoT環境構築

デンソーウェーブは、産業オープンミドルウエア「ORiN」と、製造業向けオープンプラットフォーム「FIELD system」の連携を実現する「ORiN on FIELD（ORiNコンバータ）」を5月15日から発売した。

昨今の製造現場は、産業用ロボット、PLC、センサなど、多種多様なFA機器と稼働監視システムなどの上位アプリケーションを接続し、IoT化する動きが高まっている。

このような動きの中、同社は、工場内の各種装置に対して、メーカーや機種の違いを超え、統一的なアクセス手段と表現方法を提供する産業オープンミドルウエアのORiNと、ファナックが開発・運用・管理する製造業向けオープンプラットフォームのFIELD systemの連携を実現。

ORiN on FIELD (ORiNコンバータ) イメージ図

新製品は、ORiN関連製品であるデンソーウェーブのデータ統合コントローラ「IoT Data Server」、データ統合ソフトウエア「IoT Data Share」、PC統合ミドルウエア「ORiN2 SDK」を活用して、250種類以上の各社FA機器から収集したデータを、FIELD systemが提供する豊富なアプリケーションと連携できるようになる。

価格は14万9800円、ファナックが運営する「FIELD system Store」で購入が可能。

出典：デンソーウェーブ「産業オープンミドルウェア『ORiN』と産業オープンプラットフォーム『FIELD system』との連携を実現する『ORiN on FIELD (ORiNコンバータ)』を発売」