タート・ルアン祭りで縫製工場は祝日でした。
※当コンテンツはCBC Laoの提供でお届けいたします。
CBC Laoは、ラオスの首都ビエンチャンに位置しています。
ラオス、そして、ビエンチャンの代表する建物が、タート・ルアン寺の仏塔です。
そのお寺のお祭りは1週間くらい続き、11月22日の朝に托鉢が行われ、お祭り期間が終わります。
なので、この1週間くらいは、「タート・ルアン寺にもう行った?」という会話が至るところで、聞かれます。
多くのビエンチャンの人々が、この1週間のどこかのタイミングで、家族、友人、あるいは恋人とタート・ルアン寺に訪れます。
※下の写真がタート・ルアン寺の仏塔です。
そして、11月22日は、朝から職員がタート・ルアン寺に托鉢に行くために、縫製工場はお休みになっています。
もちろんCBC Laoだけでなく、ほぼすべての企業がこの日はお休みになります。
官公庁は、一応仕事のようですが、この日は皆さん自主的に休んでいる人が多いようです
(そもそも仏教の大切な日には、ラオスの文化的にも社会的にも、仏教行事が優先されるので特に問題はなさそうです。)
この11月22日の朝には、多くの一般市民が托鉢に参加するだけでなく、首相などの政府高官も多く参加していて、国家的行事の様相があります。
首相を応援するFace Bookのページでも、首相が托鉢に参加する様子が載っていました。
現在のトンルン首相は、国民の人気が高いだけでなく、このように上手にFace Bookを使っていたります。
(大切な情報が、この首相を応援するFace Bookのページから発せられることもあります。)
※首相を応援するFace Bookのページに乗っていた写真
もちろんこのお祭りでも仏教的な側面は大切にされますが、特に若者や子どもにとって楽しみは屋台や出店だったりします。
タート・ルアン寺の金色の仏塔の周りを花を持って回ってから屋台などへ流れていくのが定番のコースです。
多くの人々がそして写真をFace Bookにあげていました。
ラオス人のFace Book利用率は、日本人に比べてかなり高いように感じます。
また、ラオスは、日中は気温が暑いので、11月22日の托鉢の日以外は、夜にこのタート・ルアン寺を訪れる人々がほとんどです。
※夜のタート・ルアンの様子
このような感じで、オークパンサーと呼ばれる安居明けからは、ビエンチャン全体が明るい雰囲気になっていき、その明るい雰囲気の中で行われるがこのタート・ルアン寺のお祭りです。
※本記事は、2018年11月26日に公開されたものです。