セントラル硝子、2nm代以降の先端半導体向けエッチングガス「CEG® 39A」の量産開始
この記事の内容をまとめると…
- 2nm世代以降の先端半導体向けエッチングガス「CEG® 39A」の量産を開始
- GAA構造対応、既存ガス比5倍以上の選択比と2倍以上の加工速度を実現
- GWPゼロ・PFASフリーにより環境負荷を大幅に低減
同社は、微細化が進む先端半導体(2nm世代以降)の製造工程に使用されるエッチングガス「CEG® 39A」を、2024年12月より宇部工場で量産し、ロジック半導体用途向けに本格販売を開始した。
CEG® 39A詳細
CEG® 39Aは、2nm世代以降の「Gate All Around(GAA)」トランジスタ構造に適応したエッチングガスである。既存ガスに比べて5倍以上の選択比を有し、加工精度制御に優れているほか、2倍以上の加工速度を実現している。また、地球温暖化係数(GWP)がゼロであり、PFASフリーのため、環境負荷の大幅な低減が可能となっている。