シゴトを知ろう – 特許審査官 編 【知財ニュース拾い読み】

シゴトを知ろう – 特許審査官 編 【知財ニュース拾い読み】

マイナビ – 2017/2/8 – https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/46663

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記事では、特許庁で働く審査官の仕事内容についてのインタビューが紹介されています。

今回、インタビューを受けられているのは、特許庁で特許(発明)に関する審査を担当とする特許審査官です。

特許審査官は、担当する技術分野に関する豊富な知識が必要となりますので、記事にもある通り、全員が理系出身者です。

 

しかし、審査官の全員が理系出身というわけではありません。特許庁の審査対象には、特許の他にも、意匠、商標があります。

意匠審査官や商標審査官に関しては、理系出身者はどちらかというと少数派です。

例えば、意匠審査官の学生時代の専攻は、美術やデザインに限らず、建築学、教育学、文学、物理学など様々のようです。

 

また、商標審査官は法学部出身者の割合が高いですが、なかには、2015年4月から始まった音商標制度に対応するため、絶対音感を持っている商標審査官もいるそうです。

出典:『シゴトを知ろう – 特許審査官 編 【知財ニュース拾い読み】』(『発明plus〔旧:開発NEXT〕)


弁理士。コスモス国際特許商標事務所パートナー。名古屋工業大学非常勤講師。1980年愛知県生まれ。名古屋工業大学大学院修了。知的財産権の取得業務だけでなく知的財産権を活用した製品作りの商品開発コンサルタントを行う。知財マッチングを展開し、ものづくり企業の地方創世の救世主として活躍している。著書に『社長、その商品名、危なすぎます!』(日本経済新聞出版社)、『理系のための特許法』(中央経済社)等がある。 特許・商標の活用を応援するWEBマガジン「発明plus Web」( https://hatsumei-plus.jp/ )を運営している。