コンサルタントの改善日記【8】

コンサルタントの改善日記【8】

2019年が始まりました。今年はいろいろな面で変化のスピードが更に上がっていく年だと思います。

オリンピックも1年半後となり準備もさらに拍車がかかります。わずかひと月の間に世界中から過去に経験したことのない多くの人が日本に押し寄せます。
その時の宿泊は?移動は?支払いは?と考えるとスマートフォンやAIを使った宿泊・運転サービスや、デジタル決済が一気に普及していくでしょう。
少子高齢化が続くこととAIのような新しい技術進歩が加速することは間違いありません。モノづくりに求められることも大きく変わるでしょう。

私たちは変化を止められません。しかし準備はできます。そこで必要なことは、これまでと同じ、みんなが現場で現物を前にしてワイワイガヤガヤとアイデアを出して、失敗を恐れず改善をすることです。

変化対応の手段は改善です。みんなでずっと!これが今年のキーワードです。

今年もどうぞよろしくお願いします。

コンサルタントの改善日記【8】

◎現場改善No.1コンサルタント。大手自動車メーカーにて、一貫して生産効率改善(IE)を担当し、その改善手腕を見込まれて、社命にてスタンフォード大学大学院に留学。帰国後、若くしてIE責任者として、全国の主力工場を指導、抜群の成績をあげる。 ◎現在、 柿内幸夫技術士事務所の所長 として、自動車、家電、食品、IT関連メーカーなどを指導。「現場で、全社員が一緒に改善する実勢指導」という独自のノウハウで、社長・工場長はもとより、現場の人たちから絶大な信頼をよせられる。中小企業のドロ臭さと、最新鋭の工場ラインの双方を熟知した手腕に、国内だけでなく欧米、中国、アジアの工場の指導に東奔西走する毎日である。 ◎1951年東京生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、スタンフォード大学修士課程修了、慶応大学にて工学博士号取得。 ◎著書「最強のモノづくり」(御沓佳美 共著)「“KZ法”工場改善」「儲かるメーカー 改善の急所〈101項〉」、「5Sでつくる高収益工場ビデオ」「図解でわかる生産の実務 現場改善」「現場改善入門」「現場の問題解決マニュアル」他多数。平成16年日本経営工学会経営システム賞受賞。工学博士、技術士(経営工学)。