クラボウ、Flexivと提携し7軸協働ロボット「KURAVIZON」販売開始
この記事の内容をまとめると…
- クラボウが7軸協働ロボットシステム『KURAVIZON(クラビゾン)』の販売を開始
- 米Flexiv社との業務提携により、高柔軟性ロボットの国内展開を本格化
- 人とロボットの協働を実現し、生産性向上と省人化に貢献
クラボウは、アメリカのロボットメーカーFlexiv社と業務提携を締結し、7軸協働ロボットシステム『KURAVIZON(クラビゾン)』の販売を開始した。人とロボットのスムーズな協働作業を可能にする同製品は、従来の自動化が難しかった領域にも対応し、製造現場の生産性向上や省人化を実現する。
KURAVIZON(クラビゾン)詳細
『KURAVIZON』は、柔軟な動作を可能にする7軸の協働ロボット「Rizon(ライゾン)」を中核に据えた協働ロボットシステムである。Rizonは、人間の腕のような動作を実現し、繊細な作業や狭小スペースでの動作にも対応可能である。力制御技術を活用し、対象物や周辺環境に応じて動作を柔軟に調整することができる。
どのように活用する?
Rizonを用いた『KURAVIZON』は、力加減が求められる組立作業や、形状が不定な部品のハンドリングなど、従来ロボット化が難しかった工程においても導入が可能である。人と同じ作業空間で協働しながら安全に動作できるため、省人化と作業効率の向上を同時に実現できる点が特長である。