キビテク、HATSにマニピュレータ遠隔復旧操作機能を追加―多品種対応ロボットの構築が容易に
この記事の内容をまとめると…
- マニピュレータの遠隔復旧操作機能をHATSに追加
- 複数ロボット管理下での統合制御が可能に
- 多種類ワーク対応ロボット構築が容易に
自社開発のロボット用管理ソフトウェア基盤HATSに、マニピュレータの遠隔復旧操作機能が追加された。これにより、多種類のワークに対応するロボットの構築がより容易となる。
HATS詳細
今回のアップデートにより、HATSには以下の機能が追加された。
・マウス操作による矩形描画で、手先位置を指定する機能
・微調整するためのジョグ操作機能
・カメラ画像から対象面の傾きを割り出して微調整操作を補助する機能
これらの機能により、複数種類のロボットを統合的に管理するシステム上で、マニピュレータの遠隔復旧が容易になった。特にワーク条件が多様なデパレタイズロボット等の構築時において、動作不良の低減が期待される。