オリエンタルモーター、構造可視化で学べる教育用ロボット「Motion System Master」提供
この記事の内容をまとめると…
- オリエンタルモーターが教育用ロボット「Motion System Master」を提供
- ロボット構造やソフトウェアの理解を深める実機教材
- エンドエフェクタ交換や構成変更で多様な学習が可能
オリエンタルモーター株式会社は、産業用ロボットに関する教育を目的とした教材ロボット「Motion System Master」を提供している。視覚的に理解しやすい設計や部品交換のしやすさが特徴で、工業高校や教育機関、企業研修現場での活用が見込まれている。
Motion System Master詳細
Motion System Masterは、部品構造が露出しており、モーターや制御機構の仕組みを直接観察しながら学べる設計となっている。エンドエフェクタは簡単に交換でき、ユーザーが任意に構成を変えることで、さまざまな制御パターンや動作モデルの習得が可能である。
このような構造により、学習者は構造の把握だけでなく、ロボット制御の原理や実装までを実機ベースで段階的に習得することができる。
どのように活用する?
本教材は、ロボット技術を基礎から応用まで体系的に学ぶための実践的なツールとして設計されている。工業高校の授業や高専・大学の研究室、企業の技術者研修など、教育目的の現場で幅広く活用が期待されている。