らくのう乳業、郡山に新工場 バター等製造・日量400トン処理・2028年12月稼働
この記事の内容をまとめると…
- 乳製品の新会社「らくのう乳業」を共同出資で設立
- 福島県郡山市に新工場を建設し、2028年12月の生産開始を目指す
- 生乳処理日量400トン、貯乳量1000トン規模でバター・脱脂粉乳・生クリームを製造
JA全農、全酪連、東北販連、関東販連は、乳製品の新会社「らくのう乳業」を設立し、福島県郡山市に新工場を建設する。新会社は2025年10月1日に設立予定で、資本金は19.2億円である。
らくのう乳業詳細
新工場は、生乳処理能力が最大で日量400トン、貯乳量は最大1000トンの規模で、バターや脱脂粉乳、生クリームなどを製造し、2028年12月の生産開始を目指す。新工場の稼働後、全酪連は岩手県二戸市の北福岡工場での生産を中止し、製造機能を新工場に集約する。JA全農は、新拠点を核として生乳の需給調整機能を強化し、酪農生産基盤を支える方針である。
仕様・スペック
設立 | 2025年10月1日 |
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資本金 | 19.2億円 |
生乳処理能力 | 最大 日量400トン |
貯乳量 | 最大1000トン |
製造品目 | バター、脱脂粉乳、生クリーム |
生産開始目標 | 2028年12月 |
その他
新工場稼働に伴い、全酪連は北福岡工場での生産を中止し、機能を新工場に集約する。JA全農は需給調整機能の強化により、酪農生産者が安定して生産できる環境の整備を進める方針である。