【Dの問題】製品仕様データベース

【Dの問題】製品仕様データベース

※当コンテンツは『面白狩り』の提供でお届けしています。

 

4.5 製品仕様データベース

売り込みたい商品について、基本仕様、標準納期、立会日程、変更範囲といった情報があらかじめ手元にあれば、販促活動が効率的になるでしょう。

それだけでなく、営業活動の各プロセスにおいて必要となる書類の作成や、情報を関係部門に伝えるための事務手続きを簡素化することができます。

製品仕様データベースは、商品の仕様を、販売の視点から体系的に管理して、営業活動の全プロセスに活用できるようにしたデータベースです。

一方、生産側でも、部品表などその製品を作るための生産仕様を決めています。

これらの仕様もデータベース化することによって、製品仕様から生産仕様(部品表)へ変換し、自動で購買・製造指示することが可能になります。

自動変換のイメージを示すと、次のようです。

製品仕様データベースの整備は、標準化の一環として設計などの関係部門と協力して進めます。

時間を掛けて地道に進めなければならない活動ですが、こうしたデータベースが整備されているといないとでは、大きな差になります。

 

出典:『Dの問題』面白狩り(おもしろがり)


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。