【Dの問題】標準化を端折るな

【Dの問題】標準化を端折るな

※当コンテンツは『面白狩り』の提供でお届けしています。

 

2.3 標準化を端折るな

システムがうまく機能しない大きな原因がもう一つ。

それは、管理に必要な情報をきちんと整理整頓していないことです。

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と思っているとしたら、コンピュータを買いかぶりしています。

コンピュータは人間が教えたことだけしかやらない融通の利かない機械です。

人間のように自分で考えて応用したり創造したりすることができません。

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その代わり、仕事が単純でつまらなくても仕事の量が多くても決して文句を言いません。

情報をきちんと整理整頓しておけば、仕事の効率がとても良くなりますね。

コンピュータも同じです。

しかも、コンピュータなら人間よりもはるかに速く仕事をこなすことができるようになります。

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この情報の整理整頓が標準化ということです。

あるべき生産管理を実現するためには標準化が大前提です。

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標準化というのは、改善活動と違ってとても地味な活動です。

いわば管理のインフラ整備のようなものですから多くの手間を必要としますし、実際に標準化の効果が出てくるまでに時間が掛かることもあります。

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ところが、現場の当事者としてはどうしても結果を早く求めてしまうために、多くの会社がこのプロセスを端折ってしまいます。

標準化が不十分なまま、出来合いのシステムに飛びついて形だけの導入をしてしまうと、管理がうまく回転しないだけでなく、システムの制約に縛られてしまって、改善活動もやりにくくなっている例がとても多いのです。

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そこで、その標準化の考え方・進め方についてお話しましょう。

出典:『Dの問題』面白狩り(おもしろがり)


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。