【Dの問題】基本ステップは4つのC

【Dの問題】基本ステップは4つのC

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2.5 基本ステップは4つのC

【問題4】製品や部品の種類が多くて管理しきれない。

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種類の多い部品を標準に合わせることで互換性を高め、大量生産を可能にして生産性を高めるというのが、標準化の元々の考え方でした。

この考え方は今でも変わりません。

製品や部品の種類が多いというのは、消費者ニーズが多様化した現在では当たり前のことです。

 

そこで標準化を上手に進めることで、管理をしやすくすることができます。

標準化にはいろいろなテクニックがありますが、基本的には、4つのC

列挙(Collect)・層別(Classify)・比較(Compare)・選択(Choose)という4つのステップを踏んでいくことになります。

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一方、製品設計の段階で標準の重要性が認識され、設計基準の整備が徹底されていれば、上のような面倒な標準化活動をせずに済みます。

少なくとも、製品や部品のタイプ化・ユニット化を進めて、それらを編集するだけで多様なニーズに応えられるような設計を心掛けるべきです。

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出典:『Dの問題』面白狩り(おもしろがり)


アペルザニュース編集部です。日本の製造業、ものづくり産業の活性化を目指し、日々がんばっています。