【第122回】コンサルタントの改善日記

【第122回】コンサルタントの改善日記

コンサルタントである私は健康オタクです。カイゼン会に呼んでいただいて、たくさんの皆さんが準備して下さっていることを知っていますから、病気をして自分の都合で休むことは許されないと思っているからです。

そこで毎年インフルエンザがはやるこの時期は頻繁にそしてしっかり手洗いをします。今年は新型コロナウィルスが大騒動になっていますから、更にしっかり洗っています。最近は公共のトイレなどにも液体石鹸が設置されているところが多く、必ずブクブクと泡立てて手を洗っています。

しかし私の横で手を洗う人も同様にしっかり洗っているかというと、意外にもさっと水をかけるくらいで済ましている人が相変わらず多いのです。テレビを見ると常に手洗いをしっかり!と注意喚起していますが、まだその本当の重要性が伝わっていないようです。

ウィルスは人間の粘膜に貼り付いて初めて風邪の症状を起こします。そして私たち人間の粘膜は主に目、鼻、口、傷口にあります。私は相変わらずおこちゃまですので、もし私を10分間観察して下さると、必ず目をこすり、鼻をほじくり、指をしゃぶります。だから手にウィルスが付いていると必ず発病します。

すなわち、手についていなければ大丈夫といっていいほどの明確な感染経路なのです。

もし職場の方の2割が発病したら会社機能は停止します。改めて手洗いの注意喚起をお願いします。

 

kaizen_122

◎現場改善No.1コンサルタント。大手自動車メーカーにて、一貫して生産効率改善(IE)を担当し、その改善手腕を見込まれて、社命にてスタンフォード大学大学院に留学。帰国後、若くしてIE責任者として、全国の主力工場を指導、抜群の成績をあげる。 ◎現在、 柿内幸夫技術士事務所の所長 として、自動車、家電、食品、IT関連メーカーなどを指導。「現場で、全社員が一緒に改善する実勢指導」という独自のノウハウで、社長・工場長はもとより、現場の人たちから絶大な信頼をよせられる。中小企業のドロ臭さと、最新鋭の工場ラインの双方を熟知した手腕に、国内だけでなく欧米、中国、アジアの工場の指導に東奔西走する毎日である。 ◎1951年東京生まれ。東京工業大学工学部経営工学科卒業、スタンフォード大学修士課程修了、慶応大学にて工学博士号取得。 ◎著書「最強のモノづくり」(御沓佳美 共著)「“KZ法”工場改善」「儲かるメーカー 改善の急所〈101項〉」、「5Sでつくる高収益工場ビデオ」「図解でわかる生産の実務 現場改善」「現場改善入門」「現場の問題解決マニュアル」他多数。平成16年日本経営工学会経営システム賞受賞。工学博士、技術士(経営工学)。